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カンボジアの村の学校からの報告

私たちが運営するカンボジアのこーさんの村にある日本語の寺子屋について、報告をかねた投稿がずいぶんご無沙汰してしまいました。

長くなりますが、寺子屋に興味のある方、毎年秋の縁日に参加してくださる方には読んでいただけたらと思います。

こちらの寺子屋は2011年3月から、始まりました。
こーさんの村は、アンコールワット遺跡があるシェムリアップという街から程近いところにあります。その土地柄、英語や外国語を勉強できるか否かが、収入にも直結します。こーさんの村コートノー村は街まで自転車で二時間、村で育つ子供は外国語を習いたい気持ちでいっぱいですが塾がある街は遠く、道も悪く、塾代も高いし、ということで、小さいうちから学びたい気持ちでいっぱいの子供たちからは村に英語の寺子屋ができることは大きなニーズでした。

そこで日本にきたこーさんが、村の子供たちの将来をおもい、こーさんの育った実家を改装して、無料の寺子屋を始めたのが2011年です。それから場所が、村内の別の建物になり、日本語の寺子屋もふえ、今までやってきました。
かかる費用は、先生へのお給料。安すぎても続かないし、生活の支えにならなければやめてしまうので、先生を繋ぎ止めるということがいつも一番の問題です。先生のお給料はじめ、電気代備品含め一年で10万円~15万円ほどかかりますがその運営資金は、日本の皆様からの寄付金によってこれまでやってきました。

みなさんが店頭で募金箱にいれてくださるお金はもとより、数年開催してきた、『こーさんのうち秋の縁日』というイベントでの収益をあててきました。
そして最大の支援資金としては、山梨のシンガーソングライター岩崎健一さんが、毎年コンサートをして、その収益をこーさんの村の寺子屋に寄付してくださる寄付金、これらのおかげでなんとか運営できています。

しばらく英語と日本語の二つのクラスを、平日の夕方毎日開講していましたが、一年ほど前、英語の先生は給料が安いからとやめてしまいました。村内に、別の外国のNGO 支援の大きな英語フリースクールがあるので、こーさんのうちとしては、英語の寺子屋は一番の需要ではないかなと考え、それからは日本語のクラスひとつで1年ほど続けていました。
しかし3ヶ月ほど前に、長いこと続けてくれた女の先生が家族の都合でやめてしまいました。

これには大変ガックリきてしまいましたが、以前も日本語の先生をしてくれていたけども大学進学を理由にやめてしまった経歴があるこーさんのいとこのチーアという青年が、日本語力アップをして再任してくれました。

さらに、前述した岩崎健一さんが集めてくれた支援金を使わせていただき、今年の冬から始めた寺子屋の改装が、夏に終わりました。
今まで吹きさらしで雨期には足元がぐちゃぐちゃ、柱もボロボロだった寺子屋がきれいになりました。
現在はカンボジアはバブルで物価も上昇、木は本当に高く、そんな中岩崎さんが快く、寺子屋につかってくださいと差し出してくれた支援金のおかげです。

そんなわけで、今はチーアという先生による日本語教室が月から金までの毎日夕方、寺子屋で開講されています。
一ヶ月60$のお給料です。

以上遅くなりましたが、今の寺子屋の現状です。

これからもご支援のほどよろしくお願いいたします。
質問もなんでもうけつけます。

※数年続けてきた、チャリティイベント、『こーさんのうち秋の縁日』は、今年の秋開催は、赤ちゃんを出産したばかりなので今年は開催を断念しました。
また来年、パワーアップして開催したいと思います。よろしくお願いいたします。

※寺子屋には訪問することができます。ひとつは、クロマーツアーという旅行会社に委託している寺子屋訪問ツアーに参加していただく。http://cambodia.sketch-travel.com/products/detail.php?product_id=911
もうひとつは、私たちがたてた、一日体験または滞在もできるメゾンドコートノーという高床式住居のツアーやステイに参加していただく方法です。
https://maisondkorkthnout.jimdo.com/
興味のあるかたはぜひ!

長いこと読んでいただきありがとうございました。

2017.10.08 [ カンボジア ]

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