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ひろこさん

今日は彼女のバースデー!
昭和16年5月30日生76歳
長く病院にいたり病気を抱えてる人の呟きを時折聞くことがある「生きていてもしょうがない」
正直な気持ちなんだろうなぁと思います
人に厄介になったりお金がかかったり 生きてる意味があるのかと思うのは当たり前かもしれない
彼女は37年間病気と共に生きてきた、そして家族と共に生きてきた、僕だけが知ってる壮絶な人生があり 、僕自身も殻に閉じこもることもありました
自殺未遂だけでも3回、その度周りに頭を下げて来ました
まだ学生で世間知らずだった僕はひたすら周りと違う彼女を攻め、病院へ入れることで隠そうとしていました
今思うと 愛する夫を亡くし 娘を亡くすということの中で 妻であり母である彼女がまともでいられないのはありのままの姿ではないかな と思うようになりました
結婚して妻に少しづつ話していると 聞いてくれることのありがたさと話すことで抱えて来たことも輝いていくようでした
こんな人もいますよ、と歌にして歌っていると 一人 また一人とメールやライブが終わった後こっそり教えてくれる人が増えていきました
お互いが今まで隠していたことが輝き出したのです、嬉しかった
僕も、君も嬉しかった
不思議だけど幸せな気持ちになりました
こんな風に彼女が抱えてることや、家族が経験したことを話すことで、誰かの話を聞くことになるんだなぁと思いました
お互いの生活の一部が重なって嬉しくなる
デリケートなことなので話し方にも工夫がいるのだけど その考えて話すことで僕は大きくしてもらいました
そんな風に思うともういない父や病院生活の母に確かに大きくしてもらったんだなぁと思っています
感じる心を両親からプレゼントしてもらいました
時々 言葉を全部飲み込んで 自分を見失いそうになるけど そんな時彼女や妻が引き戻してくれます
他にも助けてくれる人が沢山出来ました、友だち、音楽仲間、バンドメンバー、、、
いつの日か 彼女にその人たちに囲まれて歌ってる僕を見せたいと思い歌っています
僕の夢です
僕の生きる最大のエネルギーとなっています
小さい頃や若い頃の修復をしてるだけなのかと思うこともあったけど 、そこには夢がある 40代後半くらいからそう思えるようになりました
彼女のような人生やその家族の経験が 誰かの希望となればこんな嬉しいことはありません
つながりたい、そんな思いです
彼女の笑顔ほど尊いものはない
みちしるべ
僕らは何処にいても何をしていてもいつだって母の腕の中
今日もどーんと行ってみよう!
行って来ます、ただいま、おかえりなさい。
今日はストロベリーヒロコさんじゃなくて いわさきひろこさんの誕生日!ありがとう〜!

2017.05.30 [ プライベート ]

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