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福ちゃん島ちゃんと出合い

僕が福島の牛と出会って今日で7年経ちました

まさか、牛の世話をする人生が待っていようとは夢にも思いませんでした
そういう 想像もしてなかったことが起きたということなんでしょうね

いつも応援支援ありがとうございます!!!!!

2011年5月ゴールデンウィークに平和通りで 震災に関する平和行進があって参加した時に 南アルプス市に福島県飯舘村から避難してきた二頭と牛がいると聞きすぐ会いに行きました
その時名前を募集していて すぐに「福ちゃん島ちゃん」と思いつき 歌まで作って勝手に歌っていました
そしたら そのうちに 名前が福ちゃん島ちゃんになっていました、大成功でした!ナハ

福島県飯舘村から山梨県南アルプス市避難してきた牛と関わり7年
老朽化した小屋や施設を見ながらそこに行かないと知ることは出来ない現実が 他の場所でもあるのではないか、
目の前の牛や牧場を見て風評や今この瞬間もただただ時間だけが流れている場所や人たちがいるのではないか、
希望を見出せず俯いている人がいるのではないか、、
と感じさせてくれています

繋がりたい

7年前から一日も休まず牛の世話をしている飼育担当の清水さんには感謝です、夢を繋いでくれています
きっと 福ちゃん島ちゃんは言うでしょう
清水さんがいつもいてくれて嬉しいと
日が暮れるまで一緒に居てくれてありがとう、と

牛の前に立つと 遠いものも 小さいものも みんな 見えて来ます
心配な事沢山あるけど 牛を見てるとホッとします
不思議だなぁ

ここに ヒントがありそうだ
心の安らぎについてのヒントがありそうだ
考えろ考えろ思い出せ思い出せ、思い出せ

目の前に立ち 遠いものと小さいもの
僕たちの中に全部あるのかもしれない
そう思うようになっていました

日が暮れるまで 牛の物語りに耳をすまして行こうと思います

何か聞こえたら 教えるね

目の前で会いたいです

目指すは、みんな一緒の3月12日!

僕たちは同時に存在している

牛と出合い7年が経った日の朝に

福ちゃん島ちゃんと出合い7年、それから、それから、、

何もなかった場所に牛がやって来た
福島県飯舘村から山梨県南アルプス市に牛がやって来た
経験のない人たちが集まり
牛が暮らせるように家を作ったり、庭を作ったり、ご飯の心配をしたり、動いた 動いた
合理的なやり方がわからないからとにかく動いた
無駄な動きのようにも見えたかもしれない
それしか 思いつかなかった
失敗の連続
終わりが見えないから
それぞれの生活に戻る人もいた
少なくなった
でも 誰も責めなかった
引き取った責任はあるとしても
元はと言えば誰も悪くないのだから
それぞれがそれぞれに ぶちまけてしまいたい空気が流れる時はみんな感じていて 、同じになる
逆に良い時も、みんな同じに感じている
その時々の顔でわかる
目の前にいるから 顔でわかる
メールではこうは行かない
出合いの中で生まれた貴重な感情
感情論で雨の後の地面みたいにぐちゃぐちゃ
でも 繰り返しているうちに 地面が固くなる
新しい地面になってる
雨が降る
繰り返し
そこに生き物がいなければ ぐちゃぐちゃにもならない
目の前で 話し合ったり、手を動かしたり
手を休め 牛を見ながら
ホッとする瞬間に 思うこと
見つめて 見つめて 、見つめて

目を開けて夢を見る
伝えて、伝えて、話し合って
繰り返し 繰り返し
失敗しながら
牛の物語に耳をすますようになりました
雨上がりの泥だらけの笑顔はほんと美しかった
そばに生き物がいるだけで真っ暗な夜も怖くはなかった
生きてるって とにかく凄い
愛という言葉よりも凄い
福島県飯舘村からやって来た牛は今日も 山梨の空の下で生きていますよーー!

変わってないように見えて 螺旋のように
少しづつ 高く 高く 歩んでいる

誰かが 一寸先は光、と言っていました

意識で闇が光になる
全部 光になる
先のことがわからないから面白い

毎日 毎日 来る日も来る日も
生き物を育てることの大変さを痛感しながらも
生命のたくましさを近くで感じています
命って思ってる以上にたくましい
とても貴重な経験をさせてもらっています

見つめて 見つめて、見つめて

穴が開くまで見つめて

一寸先を光にしたい

飼育担当 清水さん毎日毎日繰り返して2615日
わぁお!
牛に見えて来た
もしかしたら福ちゃん島ちゃんからも同じに見えてるかもね

見つめて見つめて、一寸先の闇に穴を開けて光を見つけに行きましょうねー

あとどれくらい と思ってしまうけど
いつもみんなの声が励みになっています!

みなさーんいつも応援、支援 ありがとうございます!!!!

なかなーか思うようには行かないけど
福島県からやって来た牛は 今日も生きています
雨の中 清水さんは餌やりと水汲みをしているよ
意味があってもなくても 一緒に暮らしています

光が見えないのなら
穴が開くまで見つめて行きたいと思います
未来は誰にもわからない
面白そう
怖いけど 行ってみたい

物語はつづく、

福島県飯舘村から山梨県南アルプス市にやって来た牛と出合い7年の朝に思う、後編

2018.05.07 [ フクシマのこと ]

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