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母の嫁いだ日

母の嫁入りの写真

この言葉だけでも胸が熱くなります

顔も見えないのに見えて来る心境

祝福と嫁入りという旅立ちの時

卒業とはまた違った複雑な気持ちなのかなと想像させてくれる

式の時の写真はよく見るけど

この嫁入りの時を収めた写真はあまり見たことがないかも

僕がまだいなかった頃の風景

でもこうして母の嫁入りの時の事を聞く話だけではなく写真で見せられると言葉以上に伝わるものがある

でもうまく言葉には出来ない

ただただ見るだけで胸が熱くなる

生まれて来た日のことをよく知ってる人がいる

只今、今一度一緒に暮らせたり過ごせたりパンケーキを食べたり回転寿司に行ったりファミリーレストランに行ったりする為のチャレンジをしています

介護という言葉だと重たくなるから母の生きる世界を大切にしながら出来るだけ楽しく取り組んでいます

母を運ぶためにずっと車検が切れていた「ミニ」の車検を取りました

介護カーはイギリス製

車椅子も後部座席に乗るんですよ!意外と広い大きなミニカー!

先日長野のライブでは母の躁鬱病が誰かの勇気に繋がりました

伝え方は気をつけながらだけど、告白することで誰かの勇気に繋がることもあることを秘めています

感じて、少しづつ距離を縮めて、いよいよハグ

そんな瞬間にこれからも出会えそうです

母は人に会うことはほとんどないけどこうして僕の世界を広げてくれている

愛という言葉で教えてもらったことはないけど大切なことは沢山気づかせてもらっています

この嫁入りの写真は僕と母と家族と世界と社会と宇宙を繋いでくれています

宝物の一枚

 

階段を一緒に登っているように見えて来ます

母の嫁いだ日

宝物になった写真

母の嫁入りの晴れの日

隣は祖母(父の母親)

後ろは組の女し

家で式を挙げて近所の神社へお参りに行くときの写真

この写真は誰が撮ってるのだろう

父かな?とも思うが

違うだろうな、、とか 色々考えて幸せな気持ちになる

祖母に手を引かれ神社の鳥居をくぐり階段をのぼる花嫁

母が22歳の時のようです(昭和39年)

僕がまだいない頃の風景

それから母ちゃん色々色々、色々色々、、あったね

夫と娘を相次いで亡くしたことは大きな悲しみ

それからはありのままの姿で人里離れた病院で暮らしています

家にいない日々はいつのまにか42年

今日も未だ面会は出来ず

もう一年と二ヶ月になる

今階段を登っているのは僕の方です

登り切ったら 

抱きしめてください

母の嫁いだ日

この写真は翌年に生まれて来る僕に向かって階段を登っているように見て来ました

もうすぐ会える

強く言い聞かせて帰り道

このモヤモヤを吹き飛ばすように強い風が吹いて来た帰り道

春よ来い

2024.03.06 [ ブログ プライベート ]

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